懐メロが牙を抜く:ノスタルジア・クレンズ計画

なぜ最近、昭和や平成初期の音楽、特に反骨精神に満ちたロックやフォークソングが、これほどまでに「最新リマスター版」として蘇るのか。

単なる懐古ブームだと思うのは間違いだ。

これは「ノスタルジア・クレンズ(郷愁洗浄)」と呼ばれる、国家レベルの世論操作プロジェクトの一環だと言われている。

当時のオリジナル音源には、今の技術では測定困難だが、人間の闘争本能や体制への反抗心を刺激する「特定の周波数帯域」が含まれていた。

「最新リマスター」とは、聞こえは良いが、その実態は、音の解像度を上げるフリをしながら、その「反抗の周波数」だけを意図的にカット(あるいは無害化)する“洗浄”作業なのだ。

若き日にその曲を聴いて育った世代が、高音質になったリマスター音源を聴くことで、知らず知らずのうちに「過去の反骨精神」が“洗浄”され、体制に従順な「良き消費者」へと作り変えられていく。

我々は懐かしさという名の麻酔を打たれているに過ぎない。