雲を突き抜ける鉄塔。登ると「空の底」へ落ちる

山奥の廃道沿いに、奇妙な送電鉄塔があるのをご存知でしょうか。

周囲の木々より明らかに高く、電線も繋がっていないその鉄塔。

頂上は雲に隠れて見えません。

都市伝説によれば、あれは鉄塔ではなく、太古に切り倒された「豆の木」の化石を鉄骨で補強したものだと言われています。

興味本位で登ってはいけません。

雲の中に入った瞬間、重力が反転するからです。

登っているつもりが、いつの間にか空からぶら下がっている状態になり、足を滑らせると地上ではなく、遥か彼方の「空の底(宇宙)」へと落ちていくことになります。

鉄塔の下に、持ち主不明の登山靴やリュックだけが残されているのは、空へ落ちていった人たちの遺品なのかもしれません。