時間指定“ギリギリ”の罠:宅配ドライバーの心理戦

宅配便の「14時~16時」といった時間指定。

あなたは、ドライバーが「15時55分」など、いつも“ギリギリ”に来ることに、イライラした経験はないだろうか。

あなたは「道が混んでいたんだろう」「忙しいんだな」と納得しているかもしれない。

だが、あれは「偶然」ではない。彼らが「意図的に」そうしているとしたら?

関係者の間で囁かれているのは、あれが大手運送会社の裏マニュアルにある「主導権(イニシアチブ)確保」のテクニックだという説だ。

彼らにとって、最も避けたいコストは「再配達」と「クレーム」だ。

そこで、あえて「(指定時間)ギリギリ」に配達する。

受け取った客は、「(指定時間内に来たのだから)文句は言えない」「(こんなにギリギリまで頑張っているのだから)再配達なんて頼めない」という“無言の圧力(負い目)”を感じる。

我々が感じるあの「ギリギリ間に合った」という安堵感こそが、彼らの“計算”なのだ。

あの“ギリギリ”は、彼ら(ドライバー)が“主導権”を握るための、高度な心理戦なのかもしれない。