双子の片方が消える村。宿儺を造る「結合の儀」

岐阜県の飛騨地方。

ここには「両面宿儺(りょうめんすくな)」の伝説が色濃く残っていますが、その正体をご存知でしょうか。英雄とも怪物とも呼ばれる彼は、実は「二人の人間が結合した姿」だったと言われています。

都市伝説界隈では、ある廃村で今も行われている恐ろしい儀式の噂が囁かれています。

それは「結合(むすび)の儀」。

数十年に一度、双子の子供を特定の祠(ほこら)に連れて行き、その魂と肉体を統合させるというものです。

儀式の後、双子の片方は行方不明になります。

しかし、残されたもう一人は、常人離れした体力や天才的な知能を突如として開花させるのです。

最近、急激に才能を伸ばしたスポーツ選手やアーティストの中に、かつて双子だった人物はいませんか?

もし彼らが夜な夜な背中の痛みを訴えていたら要注意です。

その背中には、消えたはずの片割れの「顔」が、痣となって浮き出ているのかもしれません。