京都の路地裏にある「熱いマンホール」の怪
底冷えする京都の冬。
雪が降っても、なぜかそこだけ一瞬で溶けてしまい、湯気を上げているマンホールがあるという噂をご存知でしょうか。
ある路地裏にひっそりとあるその蓋は、上に立つとゴムの靴底が溶けるほど異常な熱を帯びています。
都市伝説では、そこは下水道ではなく、千年の都が溜め込み続けてきた「人の業(ごう)」や「穢れ」を燃やし続ける、巨大な「地下焼却炉」の排気口だと言われています。
深夜、その穴から漏れ出す焦げ臭い煙を吸い込んでしまうと、肺が焼けるような痛みと共に、自分が過去に犯した罪や、忘れていた後ろめたい記憶が鮮明にフラッシュバックするといいます。
もし熱さに耐えきれず蓋を開けてしまったら……中から伸びてきた無数の黒い手に掴まれ、業火の中に「燃料」としてくべられてしまうそうです。
京都の夜、足元から熱気を感じたら、すぐにその場を離れてください。

