閉ざされた神事
山間部の孤立した集落や、半島の先端にある古い港町。そこでは今も、外部の人間には決して見せない「閉ざされた神事」が執り行われています。
表向きは豊作祈願や大漁祈願ですが、そのクライマックスは部外者絶対立ち入り禁止。 噂によれば、その祭りは、町の繁栄と引き換えにある「対価」を捧げる儀式。数百年に一度、その土地の有力な家系の中から「選ばれた者」が、戸籍上「失踪」するのだと。その者は、町の“穢れ”を一身に背負い、人知れず消える…。 その見返りとして、その家系は向こう数十年、その土地の絶対的な権力と富を約束される。
もし、あなたの訪れた土地の祭りが、不自然なほど「よそ者」を排除しようとするなら、それは彼らが「隠さなければならない儀式」の最中なのかもしれません。

